前回は、キン肉マンの「完璧超人・始祖編」で戦う3勢力のうちの完璧超人軍というのが、現実の世界ではグローバリストであることを説明しました。
キン肉マンを暑苦しい顔しつつ読む人は、こんな文章を読みに来ないでしょうねえ。だがしかーし、私の使命感から書かないわけにはいかんのです。屁のツッパリはいらない。

戦後日本人の規範の元ネタは完璧超人由来
前の敗戦以来、日本人が正しいと考えて従ってきた「正しいこと」。学校で習うような、民主主義とか公平や平等、差別しないこと。または、個人の自由が一番大切のような価値観。これらって、日本人が自分たちで考えだしたわけじゃないですよね?押しつけかどうかは置いといて、外から入ってきた価値観です。
これらはリベラルとか左翼と呼ばれる価値観です。現実世界では、こいつらが限界を迎えていると思うしかない事件が多発しています。自分は最初から詐欺思想だったと考えてますが、ここは普通の人向けに使用期限切れとしておきます。
作中でネメシスという超人が、ロビンマスクをボテクリこかしながら、完璧超人の創成期を解説してます。それによると、完璧超人というのはキリスト教の神話を元ネタにしていますね。 → 前回の解説 現実世界のリベラル = グローバル勢力も、カトリックの総本山バチカンをトップに頂く勢力です。
リベラル(グローバリスト) = キリスト教世界 = 完璧超人
このようになります。何と!戦争に負けたことで、学校教育に完璧超人の思想を注入されていたとは!
正義超人と完璧超人の取り違え
戦後リベラル教育を受けて育った日本人は、大きな取り違えをします。それは・・・
自分たちは正義超人だと思いつつ、実際は完璧超人をやってしまっている
という壮大な勘違いです。GHQにインストールされたキリスト教世界の価値観を、疑問なく信じる人間が量産されたわけです。しかも、自分のことを無宗教だと思っているオマケ付きで。
繰り返しますが、
リベラル(グローバリスト) = キリスト教世界 = 完璧超人
です。無宗教ではないんですね。そこが厄介なわけで・・・。
現実の人間世界で殺人プロレスをやってる人は少数派ですので、「負けたら自害」みたいな掟は適用されてない。そのせいで、まさか自分が「完璧超人」をやっているとは、夢にも思わないんですね。むしろ、表面上は優しげなことをいってるわけだし・・・。
ただ、やってる部活によっては、負けたら自害に近いプレッシャーがある人もいるかも。真の完璧超人ですね。甲子園目指すレベルの野球部とか。そう、古い日本の権化のような甲子園ですが、むしろ完璧超人の世界なのです。つまり、大日本帝国って・・・(略)
余談ですけど、最近の夏の甲子園の大阪桐蔭 vs.金足農業の決勝戦は、完璧超人 vs. ベンキ・・・もとい、カナディアンマンのように見えて、哀愁を誘いましたっけ。
自分たちの間違いを認めない完璧超人たち
完璧超人の十人の始祖(オリジン)のひとり・ジャスティスマンが、正義超人のテリーマンをもてあそびながらいいました。
「お前たちは正義超人と勝手に名乗っている下等超人に過ぎない」
「本当の正義(ジャスティス)は我らにある」
「我が名はその真実を、お前たちに伝えているのだ」

いや~SNSでよく見ますねえ、こういうの。ジャスティスマンはオリジンらしく、自分は絶対正義である!と口でも戦いでも表明しています。そして、こんなのに勝てるわけないだろ!というくらいに、強いです。けれどSNSの某連中は、話し合おうよとかいいつつ結局自分が絶対正義と思っているし、通報や(委員長~あいつ反則してまーす!)、素早いブロック(逃走!)が得意技の有様。 最弱の完璧超人が、SNSの某連中なのです。
それでは、現実世界の悪魔超人とは・・・? 次回に続く。