日本に必要なのは悪魔超人軍(1)

去年、2011年くらいからやっていたキン肉マンの新シリーズを読み始めました。完璧(パーフェクト)超人の本隊が攻めてくるシリーズですね。新シリーズをやってるらしいことは知ってたんですが、最近まで何となくで無視していました。

完璧超人・始祖たち。肌色なのはどうなのか?
完璧超人・始祖たち。肌色なのはどうなのか?

それが何かの拍子にネカフェでコミックスを手に取ったところ、悪魔将軍が出ているじゃないですか。以前やっていた「二世」で思わせぶりなことをしといて足だけ復活だったこともあり、「こりゃ~無視できねえ、悪魔将軍の試合だけでも読んでしまおう。」とばかり、読み始めました。で、あんまり面白いので、結局コミックスを買い集めるようになりました。紙ね、紙。

↑ 悪魔将軍がたっぷり戦う回

このシリーズは、「正義超人・悪魔超人の(行きがかり上の)連合軍 vs. 完璧超人軍」の戦いを描いています。前のシリーズでふがいない悪魔将軍に見切りを付けた悪魔超人が、二人いた気がしますが、元のさやに納まってます。この将軍様の寛大さの理由も、読み進めると分かる将軍様の目的から、理解できます。

ちなみに最新の連載では、地球の先住超人が攻めてきてますが・・・現実を反映したさらにデカイ話になりそう。

各超人軍はどんな連中か?

完璧・正義・悪魔の3軍を説明すると、次のようになります。

完璧超人
超人の神に選ばれた超人たち。

超古代、超人の神が堕落した超人を絶滅させようとしたとき、神の一人が素質のある10人の超人だけは救うことを他の神に懇願し、その代わり自らは天下って一超人ザ・マンとなった。救われた10人が完璧超人・始祖(パーフェクト・オリジン)。

ザ・マンと完璧超人・始祖

完璧超人は、理想の世界を作り出すため数億年もの間修練と試行錯誤を続けてきた。完璧超人には厳しい掟を課し(負けたら自害)、完璧超人以外の超人を「下等超人」と呼んで蔑んでいる。

なんか神々しいんですよ、こいつら。強くて自信満々で。世界各地の名所に現れて、(超人の)歴史を語ったりするし。でも、どこかで時代に乗れてないことを自覚している、悲しい超人でもある。お疲れ様でした!!!

悪魔超人
完璧超人・始祖の壱式(ファースト)であるゴールドマンが開いた。ザ・マンの一番弟子ですね。

そもそもザ・マンの「完璧」への理想の追求の仕方に限界を感じ、彼らが下等と呼ぶ超人の中に可能性を最初に見出したのが、ゴールドマン。ゴールドマンはザ・マンのもとを去り、悪魔将軍と名を変え、敵を徹底的に叩き潰す悪魔超人を育成し始めたのだ!!!

正義超人
完璧超人・始祖の弐式(セカンド)であるところのシルバーマンが、開いた勢力。シルバーマンはゴールドマンの弟です。

シルバーマンは、兄のゴールドマンが開いた悪魔超人のやり方では急進的すぎると考え、より穏やかな方針の正義超人を作り出した。友情や慈悲の心を至上とする。多数派にやさしい。北斗の拳でいったらトキ・・・でもないんだ、実は・・・読めばわかるんだけど・・・。

完璧超人=グローバル勢力

読み進めるうち、私はこう思いました。

「ゆでたまごは、現代の現実世界の見取り図に則てこのシリーズを描いているのでは?ゆでにしては内容が高尚過ぎるし、ブレインがいるんじゃないんだろうか?」

最近、女子プロレスラーが自殺をしたらしく、その原因がネットで誹謗中傷をされたからだとか。例によって民間警察がSNSで組織され、さっきまで知らなかった芸能人の自殺に乗っかって「誹謗中傷ガー」と喚いているようです。彼らは自分の頭で判断しているつもりなのかもしれませんけど、一定の勢力のプロパガンダに忠実になだけです。その勢力とは、グローバリストです。

ゲームに登場する女性キャラをオバサンにさせたり、食なんとかのソーマの乳袋に文句を付けたり、すぐにお気持ちを察してくれないからと心を震わせたり・・・これは自然発生的なものではなく、巧妙な誘導があるんです。

そして、キン肉マンのここで取り上げているシリーズでいう「完璧超人」というのは、確実にグローバリストをモデルにしているんだと、私は思ってます。

(SNSの人間と完璧超人との違いは、負けても自害しないこと。というか、人間は負けを認めすらしないし。正確には、下っ端完璧超人は負けると逃げたりするので、SNSの完璧超人は下っ端。)

子供のころやってたキン肉マンでは、それぞれ単に子供概念の正義悪魔、そしてそれを超えた完璧を出して子供を恐れさせるだけでしたけど、子供概念は大人概念がシンプルになって降りてきてるものですからね・・・現実世界のことをしっかり反映していたんだぞってのが、復活した大人用シリーズで明らかになってるんでしょう。

誹謗中傷とか自粛しなかったとかで吹き上がるタイプでなくとも、自分の内面に持ってる規範が「完璧超人」つまりはグローバリストのものになっている人は、日本では多数派です。東洋なのに。つまり・・・キン肉マンで「時代遅れ」といわれた価値観です。

↑ 完璧超人・始祖編は38巻から。

次回では、現代日本にのさばる完璧超人を倒すのに足りないものが悪魔超人であること、グローバリストとは何かを解説します。

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