BABYMETALがなぜ最高なのか、障害者殺害事件が示している

私も6年ほど住んだことがある相模原で、障害者施設を襲った大量殺人が起きました。合併後に相模原になったエリアで、もとは津久井町ですが。

今回も、事件のセンセーショナル性からありとあらゆる正論やそれに対する反論がネットやマスコミに流れてますが。古くはサカキバラやネオ麦茶、宅間守などの事件からの虚しい繰り返しですね。

障害者について特に私は意見がないです。いまの日本人の正論の語り方が気になるんですわ。正論を語るとき、反論が来たら100%向こうが間違っているという心理になりやすいのが、現代日本人ですわ。戦争は悪とか放射能は安全とか(笑) これ、相当頭のいい人もよ。

昨日、テレビを付けたらポリティカリーコレクトの番組をやってました。日本のポリティカリーコレクトって、「差別は絶対あっちゃいけない」という前提で考えるけど、西洋だと「差別はどうしたって出てくるから、その前提でどうするのか考える」もんだといってたんですよ。日本人は、100%安全、100%正しいという状態を指向しすぎるんですよね。胎内回帰願望みたいなもんで。これだけ複雑な社会でそんなことできないに決まっている。

「障碍者を差別するなんてとんでもないことだ!」

と叫んだところで、それは周りまわって別の抑圧される存在を生むだけなんですよ。公園の禁止事項じゃないけど、アレはとんでもないいけないこと、コレモ信じられない悪行。これを1億人がいってりゃ、超抑圧社会になるだけ。価値観の多様化の現実がこれ。

そこでBABYMETALなのです

彼女らが海外でメタルゴッドとコラボしたりウェンブリー・アリーナで公演できてるのは、正論と逆のことをやりつつ進撃したからと思いますよ。

DEATH !だの 4! だの連呼しながら、まったくそう思ってない女子が、正しそうなことはあまりいわず、世界を変えていく。これが新しい世界というわけですよ。

 

昔、中田英寿が「いじめカッコ悪い」とか公共広告機構だかのCMやってましたけど、あれはいじめを止める力がないですよね。むしろいじめを誘発しかねないものだったと思いますよ。だけど、BABYMETALの「イジメ、ダメ、ゼッタイ」は、いじめの現場で流したら、本当にいじめが止まるのでは?という力がある(と私には見える)。理由は簡単で、見た目正論かそうでないかの違いなんですよ。

センターでSU-METALが真摯な声で歌う一方、両サイドのYUIとMOAの振り付けにおふざけ要素を取り入れているのが、絶妙なわけです。イヤイヤしたり、Xサインを出したり。当時ティーン半ばの彼女らは、上から目線でなく歌える立場だったのも大きいかもしれないですね。

正しいことを血管浮かせて主張する時代は終わりですよ。そんなの楽しくないし疲れますよw だからあたしゃ選挙嫌い。

そういう意味では、暗殺教室もいいですね。超生物である先生を暗殺しようとするうちに、イキキとしてくる生徒。これ最近こういうマンガだって知ったんですが、時代の要請でしょうかね。

ドラゴンボールでこれ以上ないほどわかる多様性の大切さ

「俺がこの世でいちばん嫌いなことは死ぬことだ!」

リアルタイムで読んでいて、やじろべーのこのセリフ、共感しました。彼の生き方もいつも参考にさせて頂いております。

ピッコロvs.悟空の天下一武道会の時点で、たぶんヤムチャくらいの実力があった可能性があるくらい強いわけだしね。いつ練習してるのかわからんのに。

最近、ブラック企業も簡単に糾弾されるようになってきてますね。昔より精神論振り回したり、成長やら挑戦を賛美する人間も減ってきてると思います。まあ、現状の社会じゃ、そんなことをすれば頭が悪い判定をされかねませんしね。

ずっと気づいてなかったんですけど、ヤジロベーが意識高かったら地球滅んでるんですよね。ベジータ戦のとき。

クリリンにいわれた通りにベジータに向かってたら、簡単に全員ぬっ殺されて終わってました。地球滅亡。THE END. そうではなく、ベジータが油断したあと後ろから尻尾を刀で切りに行くという、意識低いやり方で完璧といえる仕事を成し遂げています。完全なヘタレでなかったというのが絶妙な結果を生みました。

これがダイバーシティとかいうビジネス用語で持て囃されている、多様性の成果ですよね。

おまえら多様性いいたいだけちゃうんかと。自主的にやれというからやったら勝手にやるなというあれと同じものがある。自分の好きな多様性だけを多様性と思ってるというね。有能な人のバリエーションを揃えるだけじゃ、多様性ごっこなわけですよ。一見、何故そこにいるんだ?と思ってしまう人が含まれてないと。

七人の侍だったかな。私は見てないんですが、七人のうち一人だけ取り柄がない人が含まれてるそうじゃないですか。何故そいつを入れたかといえば、取り柄あるやつらは戦って死ぬだろうから、生き残って語り継がせるためとか聞きましたよ。

まあ、出鱈目に揃えても混乱するだけだけど、有能無能の軸だけだと簡単に詰みます。

 

COSMIC EXPLORER ライブでわかる Perfumeってネガティブだよね

COSMIC EXPLORER のアリーナツアーも、この間の日曜で終わり。スタッフとメンバーには、北米前にとにかく休んでほしい。休むの大事。

私は、前回のエントリーでも書いたように和歌山と札幌に参加しました。しかしあれだね。住んでるところ以外の場所の会場を2日間取るのは悪いと思いましたよ。たぶん、3人は地元の人に多く来てほしいと思ってるだろうしさ。次からは1会場1回にします。

なんだかまだネタバレ禁止が続くらしいので、ネタバレしないレベルで書きますけど。どうなんでしょうね。こういったスタンスでMSGまでたどり着けるかちょっと疑問です。

今回前のお客さんのTシャツを見ていると、ツアーロゴが3色パンに見えてしかたなかったんですよね。腹が減ってたんでしょうな。

COSMIC EXPLORERロゴ

って、いいたい事はこれじゃないんだ。Perfumeはネガティブの大切さを教えてくれてるんだってことですよ。

最後のMCで、あ~ちゃんが「MSGに行くまで続ける、だからみんな、見捨てんといてね」とちょっとウルっとなりつついったときに、私もウルっとなりましたが。「見捨てんといてね」に本当に心細い気持ちがこもってたような気がしましてね。

あとは、あの「みんなで作るコーナー」でのことだけど(PTAでないやつ)。

あ「(ここでみんなとうまく)できなかったら、私たちは終わりです」

か「終わりまでいっちゃうんですか!」

あ「終わりです」

か「まだ終わりたくないです・・・」

か、書いているだけでサディストの私はじゃなかった、優しい私は涙ぐみそうになりますけど、彼女らはネガティブなんですよ。始めたときからずっとそうだったよねきっと。売れてる今でも変わらない。ときどきこういう本音が出るんですよね。これが、大成した普通のアーティストだったらここまで不安を表に出さないと思うんですよね。

最近の自己啓発や流行りのスピリチュアルの本はまだ、前向きが大切としかいってないのかな。こういう本がだいぶ前に出てます。

走るとき、ぐっと後ろに下がる動作をしたほうが速く走れますよね。あの下がる動作に当たるのが、ネガティブです。これなしだと遠くまで行けない。格闘漫画なら、踏み込みが甘くパンチの威力が減ってしまい、「浅かったか・・・」といいつつ負ける主人公になってしまうわけです。

お着換えCGからの豪華パフォーマンス、みな毎回楽しみにしているので、スタッフのプレッシャーがライブごとに高まるばかりでしょう。今回のアレもね、「いつもの側から反対側に行って見せた」ことによる感動だと思います。ネタバレしないレベルで書くとこうなるけど。神秘性と、威厳すら漂わせたアレ・・・ああ話したい。それで、ツアーのテーマが宇宙ってのがね、また・・・。

こういった演出や曲を作り出すヤスタカや大渡さん。天才とはまさにこのこと。PerfumeがMCでナカタさん大渡さんと名前を出すとき、ちょっと嫉妬しますね(笑) ああいう認められ方を、私が認めた女性にされてみたいと思いますよ。

私は、Perfumeツアーを周るときその近くの自然を見てくるのが好きなんですが、今回は猫のたま駅長やら南紀白浜の青い海とか、いろいろ見てきました。

白良浜
白良浜

やたらに青くて感動。

札幌からの帰りは、洞爺まで行ってそこからスーパー北斗に乗らずローカル線で函館まで来ました。その途中の森駅で25分くらい停車したのですが、そこからは駒ケ岳や夕焼けの海などじっくり見れて、ローカル線移動ならではの体験ができました。

駒ケ岳
森駅ホームから海方向

Perfumeは テクノなのに自然が似合う。