ファーストガンダムに見るブラック企業発生の苗床

ファーストガンダムのDVDを買ったので、1話からゆっくり見て行こうと思っている。

最初のブームから数年間の嵐のような再放送の連発以来、初めてちゃんと見るので懐かしいはずなんだけれど、ドラゴンボール以上に世間やネットでは一般常識分野なもんで、何度も見ていたような錯覚があるんだよな。名場面はFlashやらで何度も見た気がするし。それでも新しい発見があるはずと思うし、大人(中年)目線でどんなふうに見えるのか楽しみだ。

今日は1話・ガンダム大地に立つ!と2話・ガンダム破壊命令を見た。・・・前から思っていたがシャアはいい上司だと思うぞ。ブラック企業とは対極だろう。俺が心からバカにしているガトーのように青筋たてながら頑張らないが、手を抜いているわけでもない。状況に対して通常の指揮官の発想の上を行く戦術を、臨機応変に積み重ねていく。

何気に優しいんだよ、シャアは。1話でサイド7に偵察に入って、スレンダーだけ命からがら逃げ帰ってくるわけだけど、「自分の命令もスレンダーの直接の上司のデニムの命令も守ったわけだから気にするな」といってた。基本部下へのスタンスはこうなんだよね、シャアは。個人的な恨みのために親友を殺せる男だけど、逆にそういうのがない相手には優しい男じゃないの。とにかく、ガトーと違って仕事ができる男だよシャアは。

で、ブライトさんはブラック上司だろw アムロは独断とはいえ、素人ながらガンダムに乗って量産ザクを撃破。シャアザクを撤退させる。その他機密保持のためにガンダムパーツの焼却など細かい仕事もやった。それで、最初にアムロに対面で会って言った言葉が文句だからね。ビームの打ち方がどうこう。ガンダムに乗る以上艦を守る義務がある云々・・・。もし俺がアムロなら、ハア?と思うけどねw まあ、気に入らなければ降りろといってたから、即効降りてガンダムのアニメは2話で終わったね、俺が主人公なら。

うーん・・・なんだろう。大人としての成長 = 理不尽な環境に適応 という認識が、殿堂入り名作アニメにしっかり刻まれているんだよな。褒められて伸びるタイプは、ブライトさんは育てられないな。あとは、Zのヤザンみたいな部下も扱えない。シロッコは凄い人心掌握術持ってたよな。ヤザンを自在に使ってた。ブライトさんも、多少は自分が無茶をいっているという自覚があったのか、「こういわなければならない状況に我々は置かれているのだ」と言い訳をしておったな。

ファーストガンダムは、現在完全に壊れてしまった日本的父性が残っているので、ある種健康といえば健康。ただ、現状ブラック企業がはびこるに至った価値観も内包されている。自分が子供心に理想の大人に思ったランバ・ラルとハモンさんが出てくるのが楽しみ。ランバ・ラル隊には、ブラック企業にならずに泥臭くそれでいて成果もあげる秘訣が隠されているように思う。それでも最後に自爆するのが残念なんだけどね。

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