ITは気だるい

今の若い人は、youtubeでお気に入りの音楽を聴く人が多いと思う。時代に関係なく、自分のフィーリングに合う曲を選んで聴くのだろう。若い人を誉めないと、加齢の恐怖から逃げられない大人は、これをいいことだというかもしれないが・・・どうだろう、本当にいいことだろうか。

 

本来生命体には時間の感覚が備わっているが、その意識が希薄になったときにどうなるか。

 

森博嗣の小説「スカイ・クロラ」の飛行機乗りであるキルドレ達は、成長しない思春期の子供のままの設定だ。戦闘に出て撃墜されるなどしなければ、寿命もない。この小説を読んでいると、キルドレ達がいつも、けだるさとか所在無さといった感覚を抱えていることに、息が詰まるような気持ちになってくる。整備士は普通に成長する人間で、キルドレは彼らに羨望を抱いていたりする。

時間の感覚が希薄だと、キルドレのように所在無さや浮遊感、けだるさにさいなまれそうに思う。自分はニート時代を思い返して、やはり時間の感覚の希薄さから来るけだるさというものがあったと思う。「人類は宇宙を第二の故郷として、子を生み育て、そして死んでいった」的な、自分の時代・時間という感覚。これをyoutubeで音楽を聴く行為は希薄化してしまったかもしれない。逆にyoutubeによって新しく立ち上がる時間感覚はあるかというと・・・?自分は知らない。

 

飛躍するようだけれど、今の日本は迷走しているのでゴールが見えず時代が分からず、キルドレ的けだるさを皆が抱えている。ITはその一因か、強化要因に思えて仕方がない。

 

面白いゲームはやってらんない:島国大和のド畜生
http://dochikushow.blog3.fc2.com/blog-entry-2624.html

 

このブログでいわれている、ボタン連打しかしたくないというダルさ。キルドレは、いつもタバコを吸っている。街の人間は、ソシャゲでボタンを連打し、パチンコを打っている。

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