エヴァ 新劇場版 Q 社二病のアスカ

公開から3週してやっと見てきました。感想・・・・何だこれ(笑) 誰もが戸惑ったでしょうねこれ。破から増えたであろうパンピー系の人、大丈夫だった?

 

以下、内容について触れるので、一応注意喚起しときます。

Eva Q Asuka

・・・・

 

シンジが可哀想過ぎるでしょうこれ(笑)。どう見ても酷だ。この、「世間的な社会的なあれこれを一人だけ理解できないガキでダメなやつに、周りが徹底して冷たく当たる」というパターンの話は、昔っから違和感があるんだよね。いやいや、大人と大人ワナビーの皆様方、そんなに自らの正当性に自信をお持ちですかと。ちなみに、自分は普通の人より圧倒的に他人に厳しいタイプですが、やはりシンジが被害者に見えて仕方ない。

 

何しろ、サードインパクトについてシンジは破で十分な説明を受けていないから。綾波来い!に至るシーンでは、リツコは「人に戻れなくなるので止めなさい」としか言ってなかったと思うんだけど。ミサトに至っては、「行きなさい!シンジ君!誰のためでもない!自分自身の願いのために」とかいって、けしかけてすらいるのを忘れたんでしょうかね。破のラストのあのメンバーたちの様子から考えると、どうーーーーーーしても、Qでの皆のあの厳しい態度に違和感がありまくるんですけれど。新メンバーの面々はともかく、ミサトだけはどう考えても不自然。シンジがネルフに逃げていくときチョーカーを破壊しなかったという点だけに、前話との関連性が感じられるけれども・・・なあ。

 

アスカに関しては、完璧な”社二病”に見えた。シンジをガキガキ言ってるけれど、破では、みんなで倒した第8使徒やポカ波の会食作戦でちょっと成長したところで殺されかけてるからなあ。そういえば、あれからどうやって生還したのか説明はなかったな。14年間何をやっていたのか知らないが、それ程の大人になったというのか。まあ、見てると「文句を言わずに命がけで働いている」という意味での大人にはなったのだろうか。

 

しかしこの辺の大人観、作り手の考える大人感とはおそらく異なると思うのですよ。だからカヲル君やゲンドウや冬月らのNERVがあり、そちら側にも必ずある種の正当性がある。WILLEの皆さんも、大人しく人類の進化の犠牲になってみては?という立場もあるわけなんで、あのミサトやアスカをカッコイイ!シンジダメ!と純粋に思ってしまう人ってのは、多分洗脳されやすいと思うんだな。とにかく、WILLEのメンバーが一方付いて見えて勢いだけが過剰で、少しもカッコよく見えなかったのが印象的。この辺の調整はシンで行われるんじゃないだろうか。

 

あとは、マリのキャラが残念なことにテンプレ化していたように思う。キャラクターという意味では今回、カヲル君をじっくり見れた以外収穫がなかったなあ。実は、ゲンドウと冬月が一番かっこよく見えた(笑)

 

面白くなかったわけではないんですが、正直「気持ち悪い」。あ、旧劇場版の最後じゃんこれ。でもね。FINALのシンでは、少なくとも旧劇場版よりは分かりやすいハッピーエンドになると思ってます。戦後の青空を見上げる気分になるような、そんな予想をしておきたいと思います。

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